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アメリカ時代

アメリカ時代アメリカでは顎関節症の勉強をするつもりでいたのですが、当時はまだ顎関節症専門医を養成する正式なコースは無く、臨床は補綴科が主体となってTMJクリニックを作って診療にあたっていました。

クリニックのレジデントとして滞在しながら、片則性の咬合高径の変化が顎関節の内部構造に対して、どのような影響を与えるのかということを研究のテーマにしました。

当時1ドルは270円前後で、1年間働いて貯めた資金も、今では考えられないほど円安のために半年あまりであっという間に底をついてしまいました。

九州での学生時代に勉強していなかった反動のせいか、それなりに学業に励んだ結果、幸いにも州の奨学金を得る事が叶い、授業料も無料となりました。

診療と研究はその後順調に進み、86年の暮れには関節円板の変成で学位を得ることになり、同年の12月に帰国しました。


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