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上顎前突 (じょうがくぜんとつ)/ 出っ歯

上顎前突 (じょうがくぜんとつ)/ 出っ歯上あごや上の前歯が前に飛び出している状態です。歯だけが前へ飛び出ている場合と、上あご全体が突き出ている場合があります。

エピソード:歯列が混雑していなければ矯正の対象にはならないの?

上顎前突 (じょうがくぜんとつ)/ 出っ歯患者さまは14歳の中学2年生。臼歯部のう蝕治療で来院されました。叢生も少なく、噛み合わせについても特に問題があるようには思えません。普段は意識して口を閉じている、とのことですが、リラックスした状態では口唇が完全に閉鎖しきれず、上顎前歯が口元から少し見えています。

矯正医としての日常臨床で、もし一般歯科と大きく異なる視点があるとしたら、それはまず患者さまの骨格を見ているということでしょう。骨格を見る、とは、顔を見て、その中に占める歯の三次元的な位置関係を把握している、ということです。患者さま一人ひとりはそれぞれ異なる骨格のタイプに属しており、それによって基準となる頭蓋骨に対しての三次元的な歯列の占める位置も影響を受けています。
上顎前突 (じょうがくぜんとつ)/ 出っ歯

矯正治療ではまず叢生の除去、つまり混雑の解消があるわけですが、顔の中でどこに歯列があるべきか、というアプローチも同時に考慮していきます。患者さまにとって理想的な上下歯列の位置が特定の場所に存在するはずで、矯正治療は、その位置になるべく近い場所に歯列を並べようと考えるわけです。したがって、歯列が混雑していないから矯正の対象にならないというわけではないことが理解できると思います。

矯正治療では歯の混雑の解消だけではなく、頭蓋に対する歯の3次元的位置の是正も考慮します。したがって、骨格系と歯の位置、それに伴う審美性を意識することが重要になってくるのです。
上顎前突 (じょうがくぜんとつ)/ 出っ歯

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